お灸でツボを刺激して血圧を下げる!!

ツボは、体の不調を表す反応点であると言われており、ツボを刺激する事で体調を整える効果があります。

お灸は、そのツボに対して温熱刺激を与える事で、様々な体調の改善が図ることができるのですが、血圧を下げる効果もあるんです。血圧の改善は、快調な身体の基礎とも言えます。

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そこで今回は、お灸と血圧を下げるツボについて解説します!

お灸とは

昔は、子供を𠮟りつけるときの罰として、お灸が使われていました。それによって、お灸のイメージは熱くて辛いというイメージが定着したようです。

このように聞くと、お灸は熱くて辛いというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?

そこで、まずはお灸とはどんなものなのか?その点について解説していきます!

お灸の起源は、約3千年前に中国の北方地方で発見され、その後仏教とともに日本に伝わってきたと言われています。

お灸とは、ざっくり言うとツボ(東洋医学的には、経穴)にモグサを置いて火を付け、その熱刺激で様々な症状の回復を図る治療方法です。

モグサとは、乾燥させたヨモギの葉の裏にある白い繊毛を精製したものです。ヨモギには、利尿、止血、解熱、健胃など様々な薬効成分が含まれています。

中国では、その昔厄を祓う薬草としてヨモギが利用されていた事もあり、身体に良いと言われているんです。

お灸の方法には、大別すると有痕灸無痕灸二つの方法があります。

有痕灸は、モグサを適当な大きさにひねって皮膚に直接すえます。これにより、皮膚に軽いやけどの痕を作ります。

え?火傷って!

と思う方もいるかもしれませんが、これにはちゃんとした根拠があります。

火傷をすると、細胞が傷ついて皮膚を構成するタンパク質が壊れ、ヒストトキシンという有害物質が血液中に作られます。

すると、有害物質に対抗するように身体は免疫系に働くリンパ球や白血球、マクロファージを血液中に増やします。結果、それらの成分が増えることで免疫力の向上や慢性病の改善に効果が出るわけです。

対して、無痕灸は皮膚に痕はつけずに、皮膚の表面を強く温めます。これにより、血管が拡張して血流が促進される為、血圧を下げる効果が期待できます。

また、筋肉の緊張緩和や血管内の老廃物の排出が促されるので、疼痛緩和の効果もあります。

更に、お灸によって「エンドルフィン」が発生するとも言われています。エンドルフィンは、脳内麻薬と呼ばれ、モルヒネの6.5倍もの鎮痛作用があり、主に楽しいと感じる時に最も多く発生すると言われています。

従って、お灸を受けることで、鎮痛作用の効果も期待でき、他にも造血作用の効果もあります。

まとめると

有痕灸は、免疫機能の強化、無痕灸は、血行促進に主な効果があると言われています。

いずれにしても、お灸はその温熱効果によって、筋肉の緊張緩和や血管の拡張が促され、血行が促進されて血圧を下げる効果が期待できます。

お灸と鍼(はり)の違い

よく、鍼と灸を鍼灸とまとめて呼ぶ事がありますが、これらは何が違うのでしょうか?以下に違いをまとめてみました。

お灸

温熱刺激により血管の拡張をを図り血行を促進して、血圧を下げる。また、血流の促進により血管内に蓄積した疲労物質を排出する事で、肩こりや腰痛などにも効果があります。

皮膚や脂肪組織、筋肉に鍼で刺激を与える事で、感覚神経を通して自律神経に働きかけます。これにより、内臓の活性化や鎮痛作用、筋肉の緊張緩和の効果が期待できます。

共通しているのは、どちらもツボを刺激し、経絡を通して内臓に働きかけて活性化を図ります。また、どちらも免疫力を高める効果がある為、継続的に行う事で、病気になりにくい身体を作ることができます。

以上を踏まえると、今回のテーマである「血圧を下げる」効果は、温熱効果のあるお灸が効果的であると言えます。

お灸で血圧を下げるツボ

血圧を下げるツボは、身体の中に何ヶ所か存在しますが、ここでは手・足・お腹の三か所にある血圧を下げるツボを紹介します。

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足三里(あしさんり)

ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅4本そろえて小指があたっているところが足三里です。

内関(ないかん)

掌側の手首のシワの中央(緑の点)を探します。

そこから、肘に向かって縦に指を三本添えます。この時、腕の腱が二本あるので、腱と腱の間に指を添えます。

肘に一番近い指がある点(赤い点)が、内関です。

中かん

臍の上に、親指を除く手の指を四本添え、人差し指の位置に当たるのが、「中かん」です。

自宅でできるお灸

お灸は、血管の拡張を促すので、結果的に血行が良くなり、血圧を下げる効果があります。

実はこのお灸、最近ではドラッグストアなどで市販されている物もある為、家庭でも手軽に行えるんです。

中でも、初心者の方にオススメなのが、台座のついたタイプのお灸です。熱すぎず、扱いやすいので入門編として手を出しやすいタイプです。

また、市販されているお灸は、安全性を考慮して火を使わないタイプの物もあります。

まずは、実際に血圧を下げる効果があるか血圧を測定しながら試してみても良いかもしれませんね。

こちらのサイトに市販されているお灸が紹介されていますので、参考にしてみて下さい。
https://my-best.com/1898

話しは少し逸れますが、お灸に限らず、身体を温めること自体、血圧を下げるのには効果的です。

温熱による効果は、

  • 血管の拡張
  • 血流促進
  • 酸素摂取量の増加
  • 交感神経の抑制
  • 疼痛物質の除去
  • 筋肉の緊張緩和
  • 感覚を感じやすくなる

など、良い効果ばかりです。

総括すると、リラックスできるという事ですね。冬場に温まった部屋に入る、温かいおしぼり、温かい飲み物、お風呂など温かい物や環境は、とても落ち着きますよね。

ですので、身体を温めてリラックスする事は血圧を下げるのに効果的です。ただ、先述したような方法では、表面しか温めることができません。

血管は身体の表面だけでなく、筋肉の中など身体の奥にも存在している為、全身の血行を良くして血圧を下げるには、運動を行い中から温めることも必要です!

そして、今回紹介したお灸は、ツボに温熱刺激を加える事で、温まった血管から繋がりのある血管に温熱効果が伝達されていきますので、身体の深部まで温めて血流を促進することができます。

ですから、お灸は血圧を下げるのに効果的なんです!

まとめ

お灸は、皮膚に火傷の痕をつける有痕灸と痕をつけない無痕灸があります。

血圧を下げる効果があるのは無痕灸で、ツボに対して温熱刺激を加えることで、血管が拡張し、血行が促進されて血行を下げる効果があります。

現在は、市販されているお灸もある為、手軽に行えるのも魅力の一つです。

是非、試してみては!?

こちらの記事もご覧ください。

血圧を下げる効果のある手のツボを紹介します!

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