ロキソニンは頭痛と血圧が高くなった時の対処に効果的なのか!?

頭痛や発熱が生じた時の対処としてロキソニンを服用するという人は多いのではないでしょうか?

最近ではドラッグストアでも手軽に購入できますし、CMでも名前を良く耳にするようになりました。

では、頭痛に加えて血圧が高くなった場合、ロキソニンには血圧を下げる効果はあるのでしょうか?

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果たして頭痛と血圧が上昇した際の対処としてロキソニンは効果的なのか!?

今回はそんなテーマで解説していきます!

ロキソニンとは

まず、ロキソニンについて解説していきます。

最近ではドラッグストアでもよく見かけるロキソニンですが、ロキソニンとは商品名の事で、成分は、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」といいます。

その作用は、炎症や発熱を引き起こす成分が作られるのを抑える抗炎症作用があり、これによって頭痛など痛みの鎮痛作用や発熱に対しての解熱作用もあります。

作用機序についての少し詳しい説明は後ほど解説します。

適用の症状をみていくと、以下の通りです。

  • 頭痛、生理痛
  • 歯痛・抜歯後の痛み
  • 喉の痛み
  • 腰痛
  • 関節痛
  • 神経痛
  • 肩こり
  • 筋肉痛などの鎮痛や発熱時などの解熱

この他、慢性関節リウマチや変形性膝関節症などの疾患の疼痛への対処としても使用されます。

今でこそドラッグストアでも購入できるロキソニンですが、以前は医師の処方箋がないと購入できませんでした。

つまり、病院に行かないとロキソニンは購入できなかったんですね。

ですが、2011年に発熱や頭痛などの症状を抑える解熱鎮痛剤としてドラッグストアなどでも販売されるようになり、医師の処方箋なしでも購入できるようになりました。

ロキソニンのように、指定医薬品(医師の処方箋が必要)から一般用医薬品(医師の処方箋必要なし)として認可された薬を「スイッチOTC薬」と呼びます。

OTCはover the counterの略称で、カウンター越しに購入できる事から、そう呼ばれています。

指定医薬品が一般用医薬品として認可されるには、薬の使用実績と副作用が少ないなどの要件を満たした時です。

また、2009年の改正薬事法によって、一般用医薬品は主に消費者に対する情報提供の必要性に応じて、第1類、第2類、第3類の3種類に分けられました。

ロキソニンは、第1類医薬品に分類されますが、この第1類医薬品を購入するには条件があります。

それは、薬剤師が常駐している販売店(薬局含む)であること。

第1類医薬品であるロキソニンは、副作用や相互作用などの関係から、安全に服用する為に注意が必要になります。

ですから、薬剤師の説明が義務付けられており、薬剤師がいる時でないと購入できないんです。

皆さんもロキソニンなど第1類医薬品を購入しようとドラッグストアに行った時に薬剤師不在で購入できなかった経験ありませんか?

そこには、こういった理由があったからなんですね。

頭痛の対処としてのロキソニン

頭痛への対処として、何故ロキソニンが効果的なのかをみていきましょう。

先述したように、ロキソニンの適応症状には頭痛が含まれています。

他にも打撲や発熱なども適応とされていますが、これらの症状にはある共通点があります。

それは、頭痛に限らず打撲や生理痛などの痛みを伴うと痛みの発現部位で炎症が起きて痛みが継続します。

この時、炎症部位からは「プロスタグランジン」という痛み物質が発生し、痛覚の受容器を刺激する事で痛みが生じます。

発熱や疼痛、腫れなどを示す炎症反応は、身体の異常を知らせてくれるとともに異常に対処する為の重要な反応なんです!

つまり、体を守る為に必要な反応なのですが、頭痛などの疼痛があると、時には生活や動作の支障になってしまいますよね。

ロキソニンは、痛み物質であるプロスタグランジンの発生を抑える働きがあります。

この作用機序により、頭痛の対処にロキソニンが有効になるわけです!

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ロキソニンは高血圧に有効か!?

では、血圧が高い時の対処として、ロキソニンは効果があるのでしょうか?

先述したように、ロキソニンは解熱鎮痛剤として頭痛や発熱に効果はあるも、血圧に対して作用があるとの記載はありません。

しかし、別の記事で書いたように、頭痛が起きた時の精神的なストレスで血圧が上がる事もあります。

また、頭痛による痛みの反射的(無意識)な反応として、筋肉が緊張して固くなり血管を圧迫して血圧が高くなる場合もあります。

これらの事から、血圧を高くしている原因である頭痛の緩和を図ることで間接的に血圧の上昇への対処にもなると思われます。

従って、頭痛と頭痛に伴う血圧の上昇の対処として考えれば、ロキソニンは血圧に対しても有効かもしれません。

しかし、ロキソニンのような市販薬での対処は、あくまでも身体に病的な異常がない場合です。

例えば、突発的に強烈な痛みを伴う頭痛や嘔吐、悪心、半身の脱力や痺れなど頭痛以外の症状が併発している場合や慢性的な高血圧、急な血圧の上昇を認めた時には、重大な病気の可能性があります。

ですから、これらに該当する時やロキソニンを服用しても頭痛が治まらない時には、病院に受診する事をお勧めします。

まとめ

ロキソニンは、市販薬として認可された第1類医薬品に分類されます。

第1類医薬品は、ドラッグストアなどで購入できますが、薬剤師がいる事が購入の条件になります。

ロキソニンは、痛み物質であるプロスタグランジンが作られるのを抑える事で、頭痛への対処として有効です。

また、頭痛が原因で血圧が上がっている場合は、頭痛の緩和によって結果的に血圧を下げる効果も期待できます。

しかし、ロキソニンで対処できる範囲は限られています。

ロキソニンで対処しても症状が緩和されなかったり、身体の異変を感じたら、早めに病院に行きましょう!

こちらの記事もご覧ください。

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