高血圧にローズマリーのアロマオイルはダメ?その理由とは!?

ローズマリーのアロマオイルは、高血圧の方には禁忌です。

だけど、知らずに使用してしまう事もあるかもしれないので、注意が必要です。

そこで今回は、香りを楽しむはずのローズマリーのアロマオイルが何故、高血圧に良くないのかを詳しく解説していきます。

そこには、匂いを感じる事の奥深さがあるんです!

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アロマオイルとは

みやっち
こんにちは!現役作業療法士(リハビリの専門家)のみやっち(@miyabro2)です

様々な香りを楽しむことができるアロマオイル

自宅でも手軽に楽しむことができ、リラックスしたい時や気分を変えたい時などに使用する人のも多いのではないでしょうか。

僕も自宅では、リラックスしたい時に「イランイラン」というアロマオイルの香りを嗅いで癒されています( ´∀`)

アロマオイルとは「人工香料、アルコール、他の原材料が加えられた液体」の事を指します。

似た言葉で、エッセンシャルオイル(精油)がありますが、これは「植物の花、茎、葉、根、果皮、種子、樹脂」などに含まれる天然の液体の事です。

アロマオイルは、人工的に作られたオイルになるので、ディフューザーやドライフラワーなどに垂らして香りを楽しむ使い方が推奨されています。

Point!
  • アロマオイルは人工的に作られたもの
  • エッセンシャルオイルは純度100%のもの

ローズマリーのアロマオイルは高血圧に逆効果!?

今回解説するローズマリーは、強いフレッシュなハーブの香りが特徴で、集中力を高めたい時や気分をスッキリさせる効果があります。

ですが、高血圧の方がローズマリーのアロマオイルの香りを嗅ぐと、血圧を更に上昇させてしまうかもしれないんです!

どういう事か、詳しく解説していきますね。

ローズマリーが高血圧を助長する理由

ローズマリーのアロマオイルには、以下の効能があります。

  • 精神を高揚させる働きで、無気力や憂鬱を改善する
  • 心臓の拍動を強めて、低血圧や手足の冷えを改善。また、脳の血流量もアップ

上記のうち、「心臓の拍動を強める」という部分に注意です。

つまりローズマリーは、刺激的な香りで体内の血液循環を促通させる効能があります。

また、アロマオイルは原料となる精油の成分によっていくつかの種類に分けられるのですが、ローズマリーはケトン類という成分に含まれます。

ここから更にカンファー、シオネール、ベルベノンの3つに分かれます。

中でもカンファーは中枢神経の興奮作用があることから、高血圧の方の使用は禁忌とされています。

Point!
ローズマリー(カンファー)のアロマオイルは、興奮作用で高血圧には禁忌

他にも

  • 妊婦
  • 乳幼児
  • 授乳中の人
  • 神経系の弱い人
  • てんかん患者

上記に当てはまる方は注意が必要です。

また、ベルベノンにも同様の禁忌事項があります。

アロマオイルでローズマリーの香りを楽しむ時は注意しなければいけませんね。

実際にアロマオイルの香りが人体に及ぼす影響を調べた「精油の香りと嗜好が健常人の血圧・脈拍に及ぼす影響」という研究があります。

この研究の中で、ローズマリー(カンファー)の香りについても実験をしているのですが、”血圧と脈拍が上昇した“との結果が出ました。

以上の事から、ローズマリーのアロマオイルは血圧や脈拍の上昇作用がある為、高血圧の方は避けた方が良いですね。

高血圧に良いアロマオイルはこちらで解説していますので、一度チェックしてみて下さい。

【高血圧の人必見!】高血圧の改善に効果的なアロマを紹介します!

2017.09.15

香りの好き嫌いが血圧を上げる!?

先述の研究結果で香りが好きか苦手かによっても結果に差が出たというのは興味深いです!

先述の研究結果では、高血圧に良いとされる(血圧を下げる)ラベンダーのアロマオイルでも、その香りが苦手であれば、血圧は上昇してしまう様です。

つまり、苦手だと感じた時点で高血圧には悪影響ということですね。

それに、高血圧の人は体の中が興奮状態になっている様な状態なので、興奮作用のあるローズマリーのアロマオイルは逆効果になるというのは頷けますね。

ローズマリーに限らず、刺激の強い香りは血圧が上昇しやすい傾向があるので、注意が必要ですね。

Point!
苦手な香りや刺激の強い香りのするアロマオイルは高血圧を助長する

匂いが血圧を上げる理由

匂いと血圧について、もう少し深掘りしてみたいと思います。

匂いを感知する嗅覚は「情動・欲動・記憶」を司る脳の部位(大脳辺縁系)でコントロールされています。

好きな匂いを嗅げば

  • 記憶力、集中力アップ
  • イライラ解消(高血圧の予防、対策)
  • やる気アップ(興奮する)

などの効果が得られます(嫌いな匂いは逆効果)。

その為、苦手な香りやローズマリーの様に刺激の強い香りをアロマオイルでダイレクトにたくさん嗅いでしまうと、興奮したりストレスを感じて高血圧を助長してしまうというわけです。

ちなみに、匂いは五感(視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚)の中で最も記憶に残りやすいと言われています。

Point!
嗅覚は「情動・欲動・記憶」を司る大脳辺縁系に支配されているから、記憶や注意、意欲、ストレスへの影響が大きい
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種類で効能が違うローズマリー

ローズマリーは、甘くほろ苦い香りが特徴である事から、アロマオイルの他にも肉や魚料理の臭みを取りなど、料理にも活用されています!

ローズマリーは、青紫色の花がしずくのように見えた事から、ラテン語で「海のしずく」を意味しています。

花言葉は「思い出」です。

そんな花言葉がある事から、結婚式でも良く使われているそうです!

ローズマリーは、収穫される場所や環境によって、味や香り、成分が変わり、先述した3種類に分類されます。

これらは、成分の比率が違うというだけで、基本的には共通した成分が含まれています。

なので、何に特化しているのかという違いですね!

ローズマリー・シネオール

このローズマリーは、一番オーソドックスなタイプですね。

ローズマリー・シネオールのスッキリとした香りは、不安、緊張、不眠など精神的に不安定な時、精神を落ち着かせるのに効果的です。

他にも殺菌力や喉の調子を整えてくれるという作用もあります。

ローズマリー・ベルベノン

香りが強くなく、他の2種類と比べるとクセが少ない為、ローズマリーの香りが苦手な人でも大丈夫かもしれません。

ローズマリー・ベルベノンには、αピネンというマツ、スギ、ヒノキなどの樹木の成分が多く含まれています。

これにより、森林浴効果が得られてリフレッシュできます!

αピネンには他にも血行促進効果、抗菌、免疫力向上、肝臓機能強化の働きがあります。

ローズマリー・カンファー

3種のローズマリーの中で最も香りが強いのが特徴です。

主な作用は、血行促進効果で、筋肉痛、腰痛や肩こり、神経痛などに作用します。

また、脂肪の消化吸収を助けてくれる胆汁を生産する事で、肥満や糖尿病、動脈硬化を防止する働きがあります。

他にも記憶力や集中力を高める効果もあります!

刺激が強いだけに、シャキッとするような効果が多いですね( ^ω^ )

実際に嗅いでみた感想

ローズマリーのローズという部分で、勝手にバラと似た香りを想像していたのですが、実際はどんな香りなのか、気になったので、アロマショップに行って嗅いできました(笑)

ローズマリーのアロマオイルの商品紹介の説明には

フレッシュで鋭いハーブ調

って書いてありました。

フレッシュで鋭い…。

百聞は一嗅(一見)にしかず!って事で、嗅いでみました。

アロマオイルの小瓶を手に取り、蓋を開けて鼻を近づけると、実に鋭い清涼感で、鼻から頭までスーッとする感じでした!

仕事終わりでだるくなってた身体がシャキッとする感じで、一言で表すなら「メガシャキ!」って感じです(^o^)

例えるなら、龍角散のど飴を倍鋭くした感じです(笑)

嗅いだ後も暫く喉がスーッとしてましたよ(*´ω`*)

気分がすっきりするような刺激的な香りでたった為、高血圧の方の場合は刺激が強すぎるなと感じました!

まとめ

今回は、ローズマリーのアロマオイルが高血圧に与える影響について書いていきましたが、いかがだったでしょうか?

まとめると

  1. ローズマリーの中でもカンファーは、中枢神経系の興奮作用があり、高血圧を助長する可能性がある
  2. 降圧作用のあるアロマオイルでも苦手な香りは、ストレスの原因となって高血圧を助長する可能性がある

一般的に、高血圧の方はローズマリー・カンファーのアロマオイルを使用する事は禁忌となっていますので、注意が必要です。

とは言っても、リラックス効果のあるアロマオイルであれば、血圧を下げる効能のあるものもあるので、体調に合わせて上手にアロマオイルを活用してみてはいかがでしょうか。

高血圧の改善には、オリーブオイルもオススメです。

高血圧を改善するおすすめのオリーブオイルと使い方を解説します!

2018.02.25
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