三大成人病の保険のチェックポイントと注意点を考察!!

三大成人病とは、がん(悪性新生物)・心臓病・脳卒中の3つの病気の事をいいます。

長年、日本人の死因の上位にあるこの三大成人病。

それだけ身近にある病気なのですが、実際に罹患する事で、生活にどんな影響が出るか考えたことはありますか?

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そこで今回は、三大成人病になってしまった際にかかる費用を基に、保険のチェックポイントと注意点、そして必要性について解説していきたいと思います!

三大成人病とは!?

前にも書きましたが、三大成人病は、がん(悪性新生物)・心臓病・脳卒中の3つの病気を指し、日本人の死因の上位を占めています。

また、一度罹患すると完治が難しいケースも多い為、そうなると医療費負担は一生付きまといます。

そしてこの三大成人病。

生活習慣(運動不足、喫煙、過食など)が原因で罹患リスクが高まる事が分かっており、知らず知らずのうちに自ら病気への道に進んでいる可能性があるのです!

三大成人病の罹患率と死亡率から保険の必要性を考える

がんは2人に1人、脳卒中は5人に1人が生涯で罹患すると言われています(心臓病もそれに近い割合であると思います)。

がんが2人に1人というのは、正直驚きです。こんなにも身近にある病気なんですね。

日本人の死因の割合においては

がんが約28%、心臓病が約15%、脳卒中が約9%

となっています。

実に、三大成人病だけで死因の約50%を占めているんです!

年齢でみていくと、中年期以降(大体45歳以降)から発症のリスクが高まります。

家庭のある人、役職に就いてる人、個人個人様々なライフプランがあると思いますから、健康について真剣に考えなければいけないですね!

三大成人病の医療費から保険の必要性を考える

治療と入院費

三大成人病の入院期間は

  • がん(悪性新生物):19,9日
  • 心臓病:20,3日
  • 脳卒中:89,5日
厚生労働省 平成26年(2014)患者調査の概況」より

となっています。これを見ると、がんと心臓病が20日前後であるのに対し、脳卒中はその4倍以上と際立って入院期間が長いですね。

脳卒中は、マヒによる身体障害が出現し、発症から3ヶ月間が最も回復すると言われている為です。

入院費は

がんの場合、入院費は約88万円で自己負担は約25万円

心臓病の場合、入院費は約200万円で自己負担は約64万円

脳卒中の場合、入院費は約180万円で自己負担は約50万円

全日本病院協会」より

とても高額な料金が発生してしまっていますね。これを見ると、三大成人病になる事が経済的にどれだけの負担になるか分かりますね。

ですが、「高額療養費制度」という制度を使うと、その月の入院費や通院費が一定の額を越えた場合、それ以上の負担は発生せず、経済的負担を減らす事ができます。

自己上限負担額は、収入に応じて変わります。

簡単に説明すると

月収が27万円~51.5万円の人の場合、最終的な負担額としては、1ヵ月約8万円強ですむことになります。

詳しくは、厚生労働省の資料を参照下さい。

通院費

お金がかかるのは入院・手術だけではありません!

これは三大成人病に限りませんが、退院後も通院での治療やリハビリが必要になる場合が多いです。

厚生労働省の「平成26年医療給付実態調査」によると以下のようになります。

がんの場合、通院費は約4万5千円で自己負担は約13万円

心臓病の場合、通院費は約1万7千円で自己負担は約5千円

脳卒中の場合、通院費は約1万6千円で自己負担約5千円

病気になるという事は、それだけお金がかかるという事です。

また、三大成人病の後遺症で在宅での生活に制限ができてしまうと、ヘルパーサービスや訪問看護・リハビリなどのサービスが必要になる場合もあります。そうなると更に費用もかかります。

身体的負担はもちろんですが、精神的負担も大きくなりそうですね。

こちらも入院・手術と同様、「高額療養費制度」を使用する事で、負担を減らすことができます。

とは言っても、月8万以上は経済的負担が大きいですよね。

では、三大成人病に保険は必要なのか⁉︎

個人的見解も交えて三大成人病の保険の必要性について解説していきます!

三大成人病の保険とは!?

三大成人病の保険には、三大疾病保障保険というものがあります。

この保険は「定期型」と「終身型」の2つのタイプに分かれます。

以下に両者の特徴を比較してみます。

定期型

保証期間が限定されているタイプであり、「5年間」、「10年間」、「〜60歳」から選べます。

例えば、「〜60歳」の契約の場合は、

60歳までに、三大成人病に罹患、死亡、高度障害状態になると、保証を受けることができます!また、保険金の給付は一度のみです。

ただ、三大成人病になっても給付を受けるには条件があります。

その条件を疾患別にみていきます。

  • がん…診断が出たら
  • 心臓病…2ヶ月以上、活動に支障が出ると医師が診断
  • 脳卒中…2ヶ月以上、後遺症が継続すると医師が診断

これを見ると、がんは診断のみで条件を満たせるものの、他の二疾患は条件が厳しいですね。

そして、三大成人病の三疾患全てにおいて、医師の診断が必要になります!

つまり、三大成人病にかかり保険に加入していたとしても、医師の診断が下りないと保証は受けられないんです!

メリット

  • 月々の負担が比較的少ない
  • ライフスタイルや健康状態に合わせて検討できる

デメリット

  • 掛け捨てになる可能性がある
  • 終身保険ではない為、60歳以降の不安が残る
  • 心臓病、脳卒中の該当条件が厳しく、給付までに時間がかかる

このタイプのポイントは

  • 保険料を安く抑えたい
  • 保障は、現役のうちだけで十分
  • 血圧やコレステロール値が高く、若いうちの三大成人病が特に心配

このように考えている人向けですね!

ただ、

  • 特に気にしないね
  • 生活習慣に気を付けてるから大丈夫!
  • 健康診断優良児です!

といった人には、必要性は低いかもしれません。

とにかく若いうちに三大成人病になるのが不安な人にオススメです!

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終身型

終身型とは、その名の通り終わるまで(死亡するまで)保障が続きます

その為、解約をしなければいずれは家族が保険金を受取れます。

つまり!

損はないという事です!!

ただ、発症年齢が遅いほど受け取れる額は少なくなります。

これは、掛け金に対して支払う保険料は増えていく為です。

受取の条件は定期型と同じで

亡くなってしまったり、高度障害状態になってしまったり、三大疾病で特定の状態(定期型に同じ)になってしまった場合に保険金を受け取れます(受け取れるのは、一回のみ)

メリット

  • 損はしない
  • 給付金を必ず受け取れる
  • 中途解約が可能で、保険料が一部戻ってくる

デメリット

  • 月々の負担が比較的多い
  • 短期間での解約の場合、戻ってくる金額は少量。(場合によっては、ない事も)

前にも書きましたが、終身型のメリットは何と言っても損がないという事です!

当然、損をしない方がいいに決まってるんだから、こっちがいいでしょ!

と思うのが普通ですが、その分月々の保険料が高い為、

  • お金は心配ないよ
  • それよりも将来の安心でしょ!
  • 若いうちの三大成人病が不安なんだよね…

と考えてる人に向いているかもしれません。

また定期型と同様に、健康を意識して予防に取り組んでいるし、病気は気にしない!

という人の必要性は低いですね。

この他にも三大成人病向けの保険商品は、各保険会社にありますし、中には別途がん保険に加入している方もいると思います。

そうなるとがんの保障は重複してしまいますよね。

そんな方には、心臓病・脳卒中の保障に特化した保険商品を選ぶのも良いかもしれません。

詳しくは、各保険会社に問い合わせてみて下さい。

自分の健康状態や経済面、現在の加入保険などライフスタイルに合わせて検討していく事が必要ですね!

まとめ

今回は、三大成人病になってしまった場合にかかる医療費を基に、それを補う保険について書きました。

医療費や保険の特性を知る事で、その必要性や各個人に合った保険の選び方の参考になればと思います。

ですが!声を大にして言いたいのは、

『病気になった時の事(保険)を考えるより、病気にならない為の対策(予防)を考えるべき!』

という事です。ただ、予防を心がけていてもかかってしまうのが病気ですし、がんに関しては予防できる範囲にも限界があります。

なので、予防対策を行う事をメインとして、保険はあくまで万が一の時の補助として考えましょう。

いざ病気になった時に保険に入っていれば、経済面で安心できるかもしれませんが、失った身体機能は取り戻せません!

お金があってもお金を使う場面がなくては、本末転倒ですからね。予防が最良の保険ですよ!

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