血圧を下げるツボ【耳編】〜耳にもツボがある?〜

ツボは、様々な臓器に繋がっている経絡という気血の通り道の表層(皮膚)に存在します。

このツボに血圧を下げる効果があり、足や手の他、耳にも血圧に関連したツボがあります。

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また、耳のツボには頭痛や肩こり解消の効果がり、それが結果として血圧を下げる事も。

そこで今回は、血圧を下げる耳のツボについて解説していきます。

耳と血圧

血圧を下げる耳のツボについて解説する前に、耳と血圧の関係性について解説します。

血圧が高くなる原因には、原因がはっきりしない「本態性高血圧症」と病気が元で血圧が上がる「二次性高血圧症」の2つに分けられます。

しかし、本態性高血圧症は原因が不明確であるもストレスや生活習慣などが関係していると言われています。

すなわち、病気が原因ではないのであれば、改善を見込める可能性はあります。

しかし、血圧が高い状態を放置しておくと、動脈硬化脳卒中の発症リスクを高めてしまうので、血圧を下げる対策は重要になります。

特に、耳のある頭部の血流が悪くなると、血圧が高くなり、耳鳴りなどの耳の症状の他、頭痛や肩こりも伴います。

耳のツボを刺激して血行を良くすることは、脳血流の促進を促し、血圧を下げる以外の悩める症状を解消する効果が得られるかもしれません!

脳血流と血圧

では、頭部の血流(脳血流)が悪くなり、慢性的に血圧が高くなると、身体にはどのような影響が出るのでしょうか?

本来、私達の身体には、血圧を正常な値に維持するような自動的機能が備わっています。

この血圧の調節には、大きくわけて3つの機構があります。

1つ目は、首にある頸動脈と心臓にある大動脈に備わっている受容器です。

この受容器が、血管にかかる圧力の変化を検知し、その情報を脳神経(大動脈からは迷走神経、頸動脈からは舌咽神経)を通して血管の運動中枢である延髄に伝えます。

すると延髄は、血圧が低い時には交感神経を通して心拍数を上げ、反対に血圧が高い時には迷走神経を通して心拍数を抑えます。

このように、動脈が血圧の変化を検知することで、血圧をコントロールします。

2つ目は、腎臓の上にある副腎髄質です。

延髄からの指令は、心臓だけでなく、副腎髄質にも送られます。

ここでは、末梢にある細い血管の収縮作用のあるカテコールアミンというホルモンを分泌します。

これにより、血圧が低い時には、生命維持に重要な身体の中心部分に血液が優先的に供給されるように末梢の血管を収縮させて血流量を調整します。

3つ目は、ホルモンによる調節です。

細かい説明はここでは省略しますが、このホルモンは腎臓で分泌され、血液の量を調整して血圧をコントロールします。

これらの機構により、血圧はコントロールされています。

しかし、慢性的な高血圧や急な血圧の上昇が続くと、高血圧に順応するように血流の調節機能も変化します。

つまり、血圧の高い状態をベースとして調節するようになってしまいます。

これにより、様々な症状を伴います。

高血圧による症状

耳鳴り

慢性的に血圧が高くなると、に繋がっている頸動脈が硬くなり、血流が悪くなります。

この時の異常な血液の流れの音が雑音となって、耳鳴りが現れます。

頭痛

頭痛は、頭の感覚を司っている脳幹にある神経が血管の拡張などによって圧迫を受ける事で生じます。

頭痛は、様々な原因が元で現れますが、高血圧によっても現れます。

血圧が高くなる事により代謝異常が生じると、脳内に水分が溜まって脳のむくみ(脳浮腫)を起こし、頭の中の圧力が高まる(頭蓋内圧亢進)事で、神経を圧迫して頭痛が生じます。

肩こり

肩こりによって肩周りの筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、これが元で血管に負担がかかり続けて血圧が高くなる可能性があります。

また、肩こりや頭痛のストレスで血圧が高くなることもあるかもしれません。

いずれにしても慢性的な高血圧を放置しておくと、これらの症状の他、心臓や腎臓の機能にも影響を及ぼして血圧を下げることが困難になるかもしれません。

ですから、生活習慣の改善など血圧を下げる対策は重要になります。

ただ、上記の症状が出たからといって必ずしも血圧が高くなっているとは限りません。

しかし、今回紹介する耳のツボは、上記の症状の解消と血圧を下げる効果もある為、試してみる価値はあるかも知れませんよ!

血圧を下げる耳のツボ

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降圧帯(こうあつたい)

名前からして、血圧を下げる効果が期待できそうですね(笑)降圧帯は、血圧を下げる耳のツボの代表格です。

【場所】

下の図の赤印の裏側です。

高血圧に効く耳つぼ(耳ツボ) – ツボ道場」から引用

【ツボの刺激方法】

人差し指で、優しくこするように刺激していきます。左右同時に行います。

回数は、30回を一日3回ほど行うと効果的です。

神門(しんもん)

神門は「神・宇宙につながるツボ」と言われていて、 自律神経を整える重要なツボです。

自律神経を整えることで、体の緊張や興奮、 イライラを沈めるとともに、血圧を下げる効果が期待できます。

【場所】

神門

 

 

 

 

 

 

 

 

自律神経を調整するツボ【神門(しんもん)】でイライラから解放されよう」から引用 

【ツボの刺激方法】
神門のツボを親指と人差し指で挟み、こするように少し強めに3回外側に向けて引っ張ります。

また、

  • 耳の真ん中部分
  • 耳の下3分の1の部分

にもツボがあり、これらを刺激する事で、血圧を下げる効果の他、頭痛や耳鳴り、肩こりに効果あります。

方法は、神門と同様です。

耳下3分の1の部分に関しては、親指と人差し指で挟み、こするように3回下に向けて引っ張ります。

以上、耳のツボをいくつか紹介しました。耳のツボは、左右両方を同時に刺激出来る為、手軽に行えておススメです。

まとめ

私達の身体には、血圧を正常な状態に保つ働きがあります。

その働きの一つに自律神経と動脈の働きがあります。

しかし、慢性的に血圧が高い状態が続くと、血圧の調節機能もうまく働かなくなります。

それにより、高血圧の他、耳鳴りや頭痛、肩こりなどの症状を伴います。

耳には、血圧を下げる他、それらの症状を緩和するツボがあります。

耳のツボは、左右同時に刺激しやすく、場所も分かりやすい為、ツボ押しを行うのにオススメです。

是非、試してみては?

こちらの記事もご覧ください。

血圧を下げるツボ【足編】~足ツボは何故痛い?~

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