【高血圧の男性必見!】降圧剤の副作用でEDになるワケとは!?

高血圧症の血圧コントロールとして服用する降圧剤。

降圧剤の副作用には、眠気やめまいが現れる事がありますが、その副作用の中にEDがある事をご存知ですか?

実は血圧を下げる降圧剤とEDには、ある関連性があったんです!

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これを知ると、EDの予防にも役立ちます!

そこで今回は、降圧剤の副作用でEDが起きる理由について解説していきます!

EDとは!?

ED(erectile dysfunction)とは、勃起障害または勃起不全の事で

「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか,または(and/or)維持できない状態」

と定義されています。

正常な勃起は、性的刺激が神経を介して脳から陰茎(ペニス)に伝わり、陰茎海綿体という動脈を拡げることで血流が促進されて起こります。

つまり血管を拡げる事で血液が大量に流れ込み、陰茎に血液が貯留する事で、硬く・太く・大きくなるわけです。

EDは、何かしらの原因によって陰茎への血流が悪くなる事で発症します。

その原因は、大きく3つに分類されます。

EDの原因1【心理的要因】

EDは、ストレスや不安などが要因となって発症する事があります。

慢性的にストレスを抱えると、交感神経が活発になって血管を収縮させます。

(交感神経は、興奮時に優位になります。副交感神経は安静時に優位になります。これらをまとめて自律神経と呼びます。)

これにより、陰茎海綿体の動脈が狭くなって陰茎への血流が悪くなり、EDを発症する可能性があります。

20代〜40代の若者に多い傾向があります。

EDの原因2【器質的要因】

血管や神経に障害が出る事でもEDを発症することがあります。

  • 加齢

乱れた生活習慣が続くと、加齢とともに糖尿病や高血圧のリスクが高まり、動脈硬化を招きます。

ただでさえ血管は加齢とともに弾力性が低下していきますから、生活習慣によってEDのリスクを高めてしまうわけです。

  • 生活習慣病

厚生労働省によると、生活習慣病は

「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」

と定義されています。

具体的な疾患としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが挙げられます。

これらにより動脈硬化を伴う事で、陰茎海綿体の拡がりが悪くなり、陰茎への血流量が不足して結果的にEDとなるわけです。

  • 病気やケガ

他にも、脳卒中やパーキンソン病などの病気や脊髄損傷などの外傷によって神経に障害を来すと、自律神経障害を伴ってEDを発症します。

EDの原因3【薬理的要因】

中枢神経・末梢神経に作用する薬や消化管に作用する薬、そして降圧剤を含む循環器系の薬の副作用でもEDを発症する事があります。

降圧剤の副作用でEDが発症する理由については、後述します。

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降圧剤の副作用でEDが起きるワケ

先述したように、EDを発症する原因の一つに降圧剤による副作用があります。

発症のメカニズムとしては、加齢や高血圧に伴う動脈硬化によって陰茎への血流が低下している事に加え、降圧剤により更に血流が低下する為です!

「ED診療ガイドライン2012年版」に記載されている研究結果によると

「358名の高血圧患者のうち、降圧剤を投与されている患者268名は、無投与の患者91名と比較すると優位にEDに罹患している」

とあり、降圧剤を投与した患者の40,1%(108名)がEDに罹患したのに対し、無投与の患者では19,8%(18名)とその差も明らかです。

また、降圧剤の種類によっても副作用としてEDを発症する確率が異なります。

EDの副作用がある降圧剤

降圧剤にはいくつかの種類がありますが、全ての降圧剤に、EDが副作用として現れる可能性があります。

その中でも特に可能性が高いのが、利尿薬β遮断薬です。

他の降圧剤であるカルシウム拮抗薬やACE 阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬は、血管の中の抵抗を減らす降圧剤です。

それに対し、利尿薬とβ遮断薬は、血液量を減らす事で血管壁にかかる圧力を軽くして血圧を下げる降圧剤です。

その為、血圧の低下に伴って陰茎に流れる血液量が減少し、副作用としてEDを発症しやすくなります。

降圧剤に頼らない事が大切

加齢や降圧剤の服用によってEDの発症確率が高くなる可能性は否定できませんが、もちろん歳を重ねてもEDを発症しない人もいます。

先述したように、EDの原因には加齢だけでなく、生活習慣が大きく関与しています。

従って、生活習慣を整える事でEDやその原因となる高血圧、糖尿病などを予防する事が重要になります。

いつまでも健康な体を維持するには、継続した努力を重ね、出来る限り薬に頼らないようにしていく事が大切です!

まとめ

EDは、陰茎(ペニス)への血流が悪くなる事で発症します。

その原因は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病によって動脈硬化を併発する事です。

また、降圧剤の副作用でEDになる可能性もあり、これは薬の服用で更に血流量が減ることが原因となります。

降圧剤の中でも血液量を減らして血圧を下げる利尿剤やβ遮断薬で特にEDのリスクが高くなると言われています。

降圧剤にかぎらず、薬には副作用が伴う為、出来る限り薬に頼らないで健康を維持できるように継続した努力を重ねる事が大切です!

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