第3のミルクと称されるアーモンドミルクは、アーモンドの栄養がそのまま凝縮されているので栄養価が高く美容の効果も高い飲み物です。
他にも低糖質・高タンパクなど魅力がたくさん。
そこで今回は、アーモンドミルクの栄養価は他のミルク系飲料と比較してどうなのか!?
という事で、牛乳と豆乳と栄養を比較していきたいと思います。
目次
アーモンドミルクの栄養を比較
アーモンドミルクと聞くと、牛乳をミックスさせた飲み物と思われがちですが、実はアーモンドミルクは牛乳は使っておらず、原料はアーモンドと水だけ(販売されている物には添加物が含まれている物もある)を使用した飲み物なんです。
なので、栄養価の高いアーモンドの栄養を丸ごと摂取できるので、ダイエットや筋トレの間食としてもオススメです(^^)
アーモンドがダイエットや筋トレにオススメの理由はこちらで詳しく解説しています。
ではアーモンドミルクの栄養価の高さがどれほどすごいのか、ミルク仲間でもある牛乳と豆乳の栄養と比較しながらみていきたいと思います。
アーモンドミルクの栄養を比較「カロリーと三大栄養素」
まずは、三大栄養素である炭水化物・タンパク質・脂質とカロリーを比較していきたいと思います。
100mlあたり | ||||
カロリー | 炭水化物 | タンパク質 | 脂質 | |
アーモンドミルク | 46kcal | 4.1g | 0.6g | 3.1g |
牛乳 | 67kcal | 4.8g | 3.3g | 3.8g |
豆乳 | 46kcal | 3.1g | 3.6g | 2g |
※牛乳と豆乳は「第2章 日本食品標準成分表」の情報を元にしています。
※アーモンドミルクは「マルサン タニタカフェ監修アーモンドミルクリラックス」の情報を元にしています。
アーモンドミルクの栄養を比較「ビタミン」
100mlあたり | ||||
ビタミンA | ビタミンD | ビタミンE | ビタミンK | |
アーモンドミルク | – | – | 1.1mg | – |
牛乳 | 38μg | 0.3μg | 0.1mg | 2μg |
豆乳 | – | – | 0.1mg | 4μg |
ビタミンB1 | ビタミンB2 | ナイアシン | ビタミンB6 | ビタミンB12 | |
アーモンドミルク | – | – | – | – | – |
牛乳 | 0.04mg | 0.15mg | 0.1mg | 0.03mg | 0.3μg |
豆乳 | 0.03mg | 0.02mg | 0.5mg | 0.06mg | – |
葉酸 | パントテン酸 | ビオチン | ビタミンC | |
アーモンドミルク | – | – | – | – |
牛乳 | 5μg | 0.55mg | 1.8μg | 1mg |
豆乳 | 28μg | 0.28mg | 3.9μg | – |
※牛乳と豆乳は「第2章 日本食品標準成分表」の情報を元にしています。
※アーモンドミルクは「マルサン タニタカフェ監修アーモンドミルクリラックス」の情報を元にしています。
アーモンドミルクの栄養を比較「ミネラル」
100gあたり | |||||
ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | |
アーモンドミルク | – | – | 11mg | 8mg | – |
牛乳 | 41mg | 150mg | 110mg | 10mg | 93mg |
豆乳 | 2mg | 190mg | 15mg | 25mg | 49mg |
亜鉛 | 銅 | ヨウ素 | セレン | モリブデン | |
アーモンドミルク | – | – | – | – | – |
牛乳 | 0.4mg | 0.01mg | 16μg | 3μg | 4μg |
豆乳 | 1.2mg | 0.3mg | – | 4μg | 54μg |
※牛乳と豆乳は「第2章 日本食品標準成分表」の情報を元にしています。
※アーモンドミルクは「マルサン タニタカフェ監修アーモンドミルクリラックス」の情報を元にしています。
アーモンドミルクの栄養を比較「脂肪酸と食物繊維」
100gあたり | ||||
脂肪酸 | ||||
食物繊維 | 飽和脂肪酸 | 不飽和脂肪酸 | ||
一価不飽和脂肪酸 | 多価不飽和脂肪酸 | |||
アーモンドミルク | 0.3g | 0.5g | 1.6g | – |
牛乳 | – | 2.33g | 0.87g | 0.12g |
豆乳 | 0.2g | 0.35g | 0.4g | 1g |
※牛乳と豆乳は「第2章 日本食品標準成分表」の情報を元にしています。
※アーモンドミルクは「マルサン タニタカフェ監修アーモンドミルクリラックス」の情報を元にしています。
アーモンドミルクと豆乳、牛乳の栄養素の比較まとめ
3種類のミルクの栄養を比較した結果、アーモンドミルクは断然にビタミEの含有量が多い事がわかりました!
ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれているように、老化の原因物質である活性酸素を除去する抗酸化作用あります。
この効果によってシミやシワなどの肌のトラブルや身体中の細胞の劣化を防ぐ効果があります。
また、アーモンドミルクに含まれる脂質の約6割が不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸。
出典元:https://www.j-oil.com/oil/type/
その効果は、善玉コレステロールはそのままに悪玉コレステロールを減らす働きがあるんです!
しかもコレステロールを含まないのも嬉しいポイント(^^)
なので、アーモンドミルクは外見を若々しく保ちたい人や健やかな血管や血液を維持して病気の予防や生活のパフォーマンスをアップさせたい人にオススメです!
2018年の日本人の死因は、心疾患が第2位、脳卒中が第4位にランクインしている。
脳卒中に関しては寝たきりになりやすい病気1位とも言われている。
対して牛乳は、カルシウムやタンパク質が豊富なので、骨や歯を強くしたい、筋トレをしている人にオススメです。
豆乳は、タンパク質が豊富な他、大豆イソフラボンによるがんや骨粗鬆症の予防に効果があります。特に女性のホルモンバランスを整える働きがあるので、女性にオススメの飲み物です(^^)
アーモンドミルクで吸収率アップ!
若さが欲しいならアーモンドミルクを飲むべし!
って事がわかったかと思いますが、アーモンドミルクのメリットは栄養面だけではありませんよ。
実はアーモンドミルク(液状)にする事で、栄養素の吸収率がアップするんです!
アーモンドの栄養は硬い細胞壁によって包まれている為、砕く事で吸収率が上がります。
つまりアーモンドを砕いて液状にしたアーモンドミルクは栄養の吸収率がアップするって事なんです。
しかも硬くて口の中を負傷したり、歯に挟まるといった心配もありません。
みやっちはアーモンドを間食にしているのですが、歯の間に挟まったり、たまに口の中をアーモンドの破片で負傷しています(笑)
なので液体になっているのは摂取しやすくて非常にありがたいですね(^^)
アーモンドミルクは【栄養素の吸収率】と【摂取しやすさ】2つの効率を上げてくれる。
オススメのアーモンドミルクはコレ!
アーモンドミルクは自分で作っても良いですが、アーモンドを水に浸して一晩置く必要があり、ミキサーで砕く工程もあるので、若干の手間隙が掛かります。
なので、販売されているアーモンドミルクが断然オススメ!
とは言っても、最近は種類も多く出ているのでどれを選べば良いかわからないと思います。
アーモンドミルクを選ぶポイントは3つ!
- 砂糖不使用
- 無添加
- オーガニック
砂糖不使用を選ぶべし!
まず砂糖ですが、言わずもがな糖質です。
ガッツリ脂肪化に繋がる上、肌荒れやシワの原因にもなるので注意したいところです。
また、砂糖(甘み)には依存性があり、脳内で幸福物質(依存物質でもある)の分泌を増やす作用があります。
その為「甘い物を欲する→食べる→幸福感↑→また甘い物を食べたくなる」といった負のスパイラルに陥ります!
なので、砂糖は不使用の物を選ぶのがオススメです。
味は心配しないで下さい。砂糖が入っていなくてもアーモンドの香りや味をしっかり楽しめますよ(^^)
出来るだけ無添加を選ぶべし!
添加物とは、化学物質の保存料・着色料・香料など。
つまり食品の品質を保つ為に人工的に作られた成分なんです。
品質を守る一方で、体には害が出る可能性もあるので、出来るだけ添加物が少ない製品を選びましょう。
アーモンドミルクの効果を得る為には継続が大事なので、体への影響を意識する事は非常に重要ですよ。
添加物は、原材料名に「乳化剤」「安定剤」等と記載されている。
含有量は始めに書いてあるものほど多い。
オーガニックを選ぶべし!
アーモンドに限らず、野菜や果物など旬じゃない時期にも食べられるのは、化学肥料や遺伝子組み換え作物を使っている事もあります。
いわゆる農薬に当たるわけですが、アレルギーなど健康面への影響もあるので、農薬不使用の自然の中で育ったオーガニック製品を選ぶのがオススメ。
自然の中でスクスクと育ったアーモンドの栄養を頂いちゃいましょう!
商品の成分表には「オーガニックアーモンドペースト」と表記されている。
まとめ
アーモンドミルクの栄養を牛乳・豆乳と比較すると
- ビタミンEが多いので若々しい肌を維持できる
- ビタミン・ミネラルは少なめ
- 食物繊維が多いので、整腸作用や便秘解消にも効果的
といった特徴があります!
特にアーモンドのビタミンE含有量は、他の食品と比較しても群を抜いているので、肌や血管の老化を防ぎたい人はアーモンドミルクを飲む事をオススメします!
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