ココナッツオイルは高血圧に良い?悪い?を分かりやすく解説!

ダイエットとしても活用される「ココナッツオイル」

ダイエットに良いなら血圧にも良い働きがあると思われがちですが、一体どんな影響があるのか?

そもそも「オイル=油」なのに体に良いのかも疑問ですよね?

そこで今回は、ココナッツオイルの特徴と高血圧には良いのか悪いのか分かりやすくお伝えしていきます。

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高血圧の改善にココナッツオイルはオススメできない

みやっち
こんにちは!現役作業療法士(リハビリの専門家)のみやっち(@miyabro2)です

今回は、ココナッツオイルの特徴と高血圧に与える影響について詳しく解説していこうと思います。

ココナッツオイルの正体を簡単に言ってしまえば、ココナッツの栄養を凝縮した油の事です(^ ^)

近年はダイエットに活用するセレブもいるようですが、高血圧の改善や予防でココナッツオイルを活用するのはオススメできません

その理由は以下の2点。

  • ココナッツオイルが高血圧の改善に効果があるとの明確な根拠がない
  • 高血圧の原因は生活習慣が約9割

特に生活習慣が高血圧を引き起こしている場合、まずはその原因を解消していく事が何よりも最優先となるからです。

じゃあ、ココナッツオイルと生活習慣の改善をミックスさせれば良いんじゃない?

と思う人もいるかもしれませんが、正直それもあまりオススメできません。

ココナッツオイルは余分なカロリー

冒頭でも書きましたが、高血圧を改善・予防するという部分にフォーカスした場合、ココナッツオイルはオススメできないというか必要はないと思っています。

“エネルギー変換が速い”という特徴から、病院では腎臓病や低栄養の方に活用される場合もあります。

ですが、高血圧の方でもその他に病気(二次性高血圧など)がなければ、無理に摂る必要はないと考えています。

まず栄養が足りなくなるという事はないですし、脂肪が蓄積しにくいとは言ってもわざわざ余分にカロリーを摂取する必要もないです。

血圧が高くなっている人のの多くが肥満体質である事からも極力摂取エネルギーは削りたいはずですしね。

また、脂肪燃焼に不可欠な有酸素運動のエネルギー源は主に脂肪です。

肥満体質の方の場合、有酸素運動を行う為の備蓄エネルギーは十分すぎるくらい溜め込んである為、既存するエネルギーをしっかり使ってあげる事が大切です。

Point!

身体には有酸素運動のエネルギー源である脂肪がある為、ココナッツオイルで余分なカロリーを摂取する必要はない

ちなみに、アメリカ心臓協会からの和訳ニュースでは「ココナッツオイルはお勧めできない。体に悪いから」とまで言われています。

正直、体に良いか悪いかは試してみなければ分かりませんが、高血圧を改善する為になくても問題ない事は間違いないです。

高血圧にオススメの油はコレ!

「ココナッツオイルは高血圧の方にはオススメしませんよ!」

とお伝えはしましたが、実は積極的に摂って欲しい油もあるんです!

それが青魚の油です。

青魚の油に含まれるEPA・DHAには

  • 中性脂肪の減少
  • 血栓防止
  • 血液サラサラ
  • 動脈硬化防止

など、血管を健やかに保つ作用がたっぷり!

また、最近話題の「えごま油」と「あまに油」は、体内でEPA・DHAに変化するので、これらの油を摂取するのもオススメです。

これらの油は必須脂肪酸と言って体内では作れない成分なので、青魚を食べる事は血圧を安定させて脳卒中などの病気を予防する上では非常に重要になります!

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ココナッツオイルには高血圧を予防する効果もある!?

ここまで高血圧にココナッツオイルはオススメできないと一辺倒にお伝えしてきましたが、実は血圧を安定させる作用もあるんです。

それが以下の3点。

  • 動脈硬化を防ぐ
  • 太りにくい
  • 活性酸素を無害化
活性酸素とは

活性酸素とは、体内に取り込まれた酸素の一部(数%)が変化した物のことで、本来は免疫機能の維持や感染防御などに働く。

ただ、喫煙や食生活の乱れなどが原因で増えすぎると、細胞を酸化させて老化を促進させる。

ココナッツオイル には「コレステロール値の改善」の効果がある為、動脈硬化の予防に働きます。

また、ココナッツオイルには”エネルギー変換が速い“という特性がある為、脂肪になる前にエネルギーとして消費されます。

その為、脂肪として蓄積されにくいのも大きな特徴です。

ちなみに、ココナッツオイルはサラダ油やコーン油と比較して約4〜5倍も速く分解・吸収が行われるとも言われています。

その他、脂肪燃焼効果や食欲抑制効果もある為、肥満防止になります。

お腹周りの膨らみが特徴の内臓脂肪は血圧を上昇させてしまう悪影響がある為、肥満防止は高血圧の予防に繋がります。

また、活性酸素が体内で増加すると血管の動脈硬化を引き起こして慢性的な血圧上昇を招いてしまいます。

ココナッツオイルは、この活性酸素を無害化する事で血管の柔軟性維持に働きます。

ただ、先述したように既に高血圧になっている人がココナッツオイルを摂取しても他の要因を取り除かないと改善は難しいです。

なので、ココナッツオイルが高血圧の予防に関与する可能性はあるも、原因となっている根幹(生活習慣)を変えないとあまり意味がないという事になります。

みやっち自身も栄養不足をサプリなどに頼っていた時期もありましたが、食事バランスそのものを意識すれば体調は問題なく整います。

その上でのサプリの使用であれば良いとは思いますけどね(^^)

本気で高血圧を改善・予防したいのであれば、先述した青魚などの油の摂取や運動を組み合わせて根本から撃退するべきです!

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

【必見】高血圧の予防・対策で必要な2つのポイントとは!?

2019.09.05
ココナッツオイル以外の抗酸化食品
  • 緑黄色野菜(パプリカ、ブロッコリー、ホウレンソウ、トマトなど)
  • フルーツ(リンゴ、キウイフルーツ、みかんなど)
  • アーモンド、ピーナッツ
  • 赤ワイン、緑茶、コーヒーなど

ココナッツの豆知識

ココナッツオイルについて調べていく中で面白い情報を仕入れたので、ちょっと気分転換に書いちゃいました!

これは今回の内容からは道を外れるので、読み飛ばしてもらっても結構です(笑)

ココナッツが生る南国では、ココナッツが落下して亡くなる人が毎年いるようで、別名「ココナッツ爆弾」なんて異名もあるみたいです!

水分をたっぷりと含んだココナッツは、重い物でなんと4kgほどにもなるそうです。

2リットルのペットボトル2本分です!!

それが急に頭上から落ちてきたら…

想像しただけで怖いですね。

下の図はハワイのココナッツ落下の注意看板です。

隕石みたいに落ちてきてたり、大人がペロペロキャンディを持っていたりとツッコミどころは満載ですが、それだけ危険だという事ですね。

出典先:ココナッツによる死 – Wikipedia

まとめ

ココナッツオイルは

  • 動脈硬化を防ぐ
  • 太りにくい
  • 活性酸素を無害化

などの効果もある事から高血圧の予防にも関連します。

ですが、高血圧が改善したとの明確な根拠や論文がない事、高血圧の原因の約9割が生活習慣である事から、ココナッツオイルを活用する必要はないと断言します。

まずは自身の生活習慣を振り返り、見直す事から始めていく事が大切です。

自宅で出来る高血圧にオススメの運動は、こちらで解説しています。

【必見】自宅で出来る高血圧を改善する運動を紹介!

2018.02.03
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