チョコレートの”栄養効果”と食べ過ぎによる4つのデメリットとは

チョコレートの栄養成分には、活性酸素の強力な掃除屋ポリフェノールの他、様々な健康効果のある栄養素が詰まっています。

とは言え、食べ過ぎによるデメリットがあるのも事実。

そこで今回は、チョコレートの栄養効果と食べ過ぎによるデメリットについて解説していきます。

チョコレートはポイントを抑えれば健康の強い味方になります!


チョコレートの食べ過ぎによるデメリット

みやっち
こんにちは!現役作業療法士(リハビリの専門家)×食育アドバイザーのみやっち(@miyabro2)です

甘くて美味しくて多くの人に愛されているチョコレート。疲れてる時なんか無性にチョコレートが食べたくなる時ってありますよね?

食べ過ぎは体に毒だし…。

ただ、実際にチコレートを食べすぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?

と言う事で今回は、洋菓子の定番とも言えるチョコレートの食べ過ぎによるデメリットについて解説していこうと思います!

チョコレートには、主に以下の栄養成分が含まれています。

  • 糖質
  • 脂質
  • 食物繊維
  • 銅(ミネラル)
  • クロム(ミネラル)
  • ビタミンB2
  • 特有の機能性成分(ポリフェノールなど)

この中でも多いのが、脂質と糖質。

特に脂質は、チョコレートの栄養成分の50%近くを占めているほどに多いんです!甘さを重視した結果として多くなる糖質も見過ごせません!

チョコレートの食べすぎによる悪影響は、「糖質」と「脂質」の過量摂取が主な原因となります!

ここを少し掘り下げてみましょう。

肥満

チョコレートの代表的な食べ過ぎリスクと言えるのが「肥満

何故なら、含まれる栄養素の50%近くが脂質である上、肥満にダイレクトに繋がる糖質も多く含んでいる為、食べ過ぎはリスク大です!

Point!

糖質はグリコーゲンとして体内に蓄積されるが、貯蔵量は限られている。貯蔵範囲を超えてしまうと、全て脂肪になってしまう。その為、肥満の最大の要因は”糖質の食べ過ぎ”と言われている。

虫歯

甘い物の食べ過ぎは虫歯になる!

ってよく言われますが、これは事実。

実は口の中にはミュータンス菌という細菌が住みついていて、この細菌が歯を溶かす(虫歯)為の「酸」を作る事で虫歯は起こります。

この酸の材料となってしまうのが、糖質です。

チョコレートに含まれる糖質(砂糖)は細菌の大好物!

つまり、チョコレートの食べ過ぎは口の中の細菌に大好物のエサを与えまくって虫歯を作り易い環境を作ってしまうって事なんです。

生活習慣病リスク

チョコレートの食べ過ぎは、糖質や脂質の過量摂取に繋がります。

これらが体内で多くなり過ぎると、血管内に脂肪やコレステロールなどの不純物が溜まって血管が硬くなり、血圧が高くなったり、ひどくなると動脈硬化(血管が硬くなる)に発展します。

動脈硬化は、脳卒中などの大病に発展する可能性が格段に高くなってしまうので要注意です!

また、一つ目のデメリットでも解説した肥満は、血圧の調整機能を狂わせて高血圧を引き起こす為、これらは負のスパイラルとして体を蝕んでいきます!

中毒性

甘い物ってたまらなく美味しいですよね?

しかも一度食べて満足した後もまた無性に食べたくなり、ついつい食べ過ぎてしまうという悪循環…。

実はそれ、「糖質中毒」という糖質への依存性が高まっている証拠かもしれません。

甘い物(糖質)を食べると、脳の中では「ドーパミン」という依存物質が放出されて幸福感を感じます。

他の例で例えるなら、ギャンブルも同じ現象が起きています。

一度勝つと、それまで大敗していても買った快感に脳が反応してしまい、ギャンブルが辞められなくなるという…。

しかも欲求に関わる神経伝達は、理性に関わる神経伝達の約3倍も強いと言われているので、甘い物の誘惑に負けてしまうのも頷けてしまいます。

つまり、脳の仕組みそのものが欲求に打ち勝つのが困難な仕組みになっているんですね。

これが欲求に勝つのが難しいという正体!

Point!

チョコレートの食べ過ぎは、脳内で依存物質を増やして中毒性を引き起こす!


チョコレートの適量は「板チョコ3枚」

チョコレートの食べ過ぎが体に良くない理由はわかったけど、じゃあどれくらいなら食べて良いの

って部分はチョコ好きの人は非常に気になりますよね。

農林水産省では「1日の間食の摂取カロリー200kcal以内」を目安と言っています。

これをチョコレートに当てはめると約30gで、一般的な板型のミルクチョコレートの約3列分になります。

画像転用元:https://calorie.slism.jp/115116/#foodDataDetail

仮に毎日チョコレートを食べるとしたら、この位の量に留めるのが体を守る為に重要になりますね。

チョコレートを選ぶなら「カカオ70%以上」がオススメ!

ここまで、チョコレートのデメリットな点にフォーカスしてきましたが、本来、主原料であるカカオ豆には健康に重要な効果がたくさんあるんです!

カカオ豆の栄養効果
  1. アンチエイジング
  2. 生活習慣病の予防
  3. 集中力・記憶力・注意力アップ
  4. リラックス効果
  5. 便秘解消

カカオ豆に含まれる「ポリフェノール」は、活性酸素を抑制してアンチエイジングや生活習慣病の予防に効果があります!

その他にも脳の機能を高め、リラックス効果もある「テオブロミン」、腸内環境を整える「リグニン」という食物繊維も含まれているなど、カカオ豆特有の成分による栄養効果は抜群です!

なので極端な話、砂糖などを加えずにカカオ豆だけを食べれば、健康効果バツグンの食べ物という事になります。

とは言え、味の加えていないカカオは苦味が強く食べるのは困難(笑)

そこでオススメしたいのが、”カカオ70%以上“のチョコレート!

管理栄養士の望月理恵子さんによると、1日の適量として「カカオ70%以上のチョコを1日25グラム程度摂取するのがお勧め」とのこと。

最近はCMでも目にする様になりましたが、毎日カカオ70%以上のチョコレートを食べれば、デメリットが限りなく少ないだけでなく、先述した健康効果も得られるかも!?

チョコレートの栄養素「脂質・糖質が多め」

最後に、チョコレートの栄養成分の割合を紹介しておきます。

チョコレートの3大栄養素「炭水化物・タンパク質・脂質」

画像転用元:https://calorie.slism.jp/115116/

※チョコレート1枚(50g)あたり

こちらの表を見てもらうと分かり易いのですが、チョコレートの3大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)では、炭水化物(糖質)と脂質が多めです。

チョコレートの製造はざっくり説明すると、カカオ豆に砂糖やミルク、ココアバターを混ぜて味を調整するので、甘みが強いチョコレートほど、糖質の量が多いという事になります。

また、チョコレートの原料であるカカオ豆自体の栄養面では、先述した様に50%以上が”脂質”なんです!

つまり、不純物の一切ない原料には脂肪分が多いというわけなんです!

とは言っても、脂質も糖質も体にとって必要な栄養素なんです。

Point!
  • 糖質:脳や神経系の唯一のエネルギー源。筋肉を動かす為にも必要
  • 脂質:細胞膜、ホルモン、血液の材料の他、体温維持やビタミンの吸収を助けるなど、効果は幅広い

上記の様な栄養効果がある為、健康維持に重要な栄養素。

チョコレートの栄養素「ビタミン・ミネラル・食物繊維」

画像転用元:https://calorie.slism.jp/115116/

※チョコレート1枚(50g)あたり

チョコレートに含まれる栄養素には、食物繊維が多く含まれているのも特徴!

その他にもヘモグロビンの合成を助ける”銅”や生活習慣病の予防効果のある”クロム”といったミネラルが豊富に含まれています。

ビタミン類では、三大栄養素の代謝を助けてくれる”ビタミンB2″や”パントテン酸”が多くなっています。

参考文献

  1. カロリーSlism
  2. 日本チョコレート工業協同組合
  3. 文部科学省 第2章 日本食品標準成分表

まとめ

甘さが特徴的なチョコレートは、依存性がある為についつい食べ過ぎてしまうという怖さがあります。

チョコレートの食べ過ぎデメリット
  1. 肥満
  2. 虫歯
  3. 生活習慣病のリスクアップ
  4. 中毒性

体にかかる弊害があるのは勿論ですが、脳に変化(依存性物質が増える)を及ぼすのは厄介な点です。

目に見えない悪化は、自分でも気づかないうちに進行してしまいますから…。

そこでオススメしたいのが「カカオ70%以上」のチョコレート!

カカオ70%以上のチョコのメリット
  1. アンチエイジング
  2. 生活習慣病の予防
  3. 集中力・記憶力・注意力アップ
  4. リラックス効果
  5. 便秘解消

チョコレートの原料であるカカオ豆には、健康を後押ししてくれる特有の成分が含まれています!

1日25g程度が適量です。

いずれにしても食べ過ぎには要注意である為、適量を意識してデメリット面を払拭しましょう(^^)

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2020.08.01