“バカボンのパパ”の大好物でもある中華料理の定番「レバニラ」
レバーには鉄分や様々なビタミンが含まれているのですが、ニラと一緒に食べる事で栄養効果がアップしています!
つまりレバニラは栄養面も味も相性抜群の料理。
そこで今回は、レバニラの栄養効果と気になるカロリーを詳しく解説していきます。
目次
レバニラに含まれる栄養素
起源は中国料理とも言われているレバニラは、栄養満点でビールとの相性も良い人気物(^^)
まずはどんな栄養素が含まれているのか見ていきましょう!
レバニラの三大栄養素
※レバニラ一人前(195.5g)の栄養素の含有量
一食あたりの目安と比較すると分かりやすいのですが、カロリーは低めで脂質が少ないのが特徴。
また、タンパク質が豊富に含まれているので、筋トレやダイエットの強い味方になってくれます(^^)
筋トレ好きのみやっちもレバニラは好んで食べますが、レバーその物に脂身が少ないからパクパク食べれちゃいます。
個人的には、調理過程でレバーを焼いた(もしくは素揚げ)時にそのまま食べるのが好きです(笑)
お酒のおつまみにもサイコー♪( ´▽`)
レバニラのその他の栄養素
※レバニラ一人前(195.5g)の栄養素の含有量
注目したいのは、ほとんどの栄養素が一食あたりの目安量を満たしているという事!
特にビタミンとミネラルのバランスが良く、非常に栄養価の高い料理なんです。
レバニラの栄養効果
レバニラには実に様々な栄養素が含まれているので、その栄養効果も様々で、美肌や筋トレの効果アップも期待できるんです!
ここからは、レバニラの気になる栄養効果を詳しく解説していきたいと思います!
美肌効果
レバニラに含まれるビタミンB2は「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長を促進して健康な皮膚や髪、爪を作る働きがある為、特に成長期の子供に大切な栄養素です。
ですが、老化や生活習慣病の原因となる過酸化脂質を分解する働きもある為、美容や健康にも大切な栄養素です。
ビタミンB2は、タンパク質の代謝を促進するビタミンB6と一緒に摂る事で肌の新陳代謝を促進して美肌効果をアップしてくれるので、これらを豊富に含むレバニラは美肌効果もバッチリです!
ビタミンB2(卵,納豆,レバー,ブリetc)+ビタミンB6(レバー(牛・豚),鳥ササミ,バナナ,マグロ)で美肌効果アップ!
レバニラは両方のビタミンを含んでいる!
筋トレ効果アップ
レバニラに豊富に含まれるビタミンB6は、タンパク質の代謝を助ける働きがあります。
分かりやすく言えば、筋肉の成長や修復を促進してくれるので、筋トレ効果が格段にアップするって事です!
更に、脂質の代謝を助ける働きもある為、レバニラの脂が脂肪になりにくいという効果があるのも嬉しいポイント(^^)
しかも一食分に必要なビタミンB6をレバニラ一食でカバーできるのは大きい利点です。
「タンパク質+ビタミンB6(鳥ササミ,マグロ,カツオ,バナナ)」で筋トレ効果アップ!
マグロの赤身が筋トレに超オススメな理由はこちらで解説しています!
アンチエイジング
ビタミンACE(エース)って知ってますか!?
これらは、体を病気や老化から守ってくれるエース(最高の存在)級の栄養素達なんです!
レバニラに含まれるビタミンA,C,Eは、細胞の老化を促進して病気や老化のリスクを高める活性酸素を除去する”抗酸化作用“がある為、アンチエイジングやがんの予防にも効果的です。
ビタミンACEは、一緒に摂る事と相互作用で抗酸化作用が強まる為、これらを全て含むレバニラは”若返りの料理”と言っても過言ではないかもしれません!
更にビタミンCはコラーゲンを合成して健康な肌や粘膜を作り、肌にハリやツヤを与える効果もあります。
エースな働きをしてくれるレバニラは、いつまでも若々しい体を保つ為に抜群の食べ物です(^^)
ビタミンACEは老化物質を撃退して、若返りを助けてくれる!
レバニラはACEの秘密基地( ´ ▽ ` )ノ
貧血予防
レバニラには名前の通りレバーが使われている為、血液を作る為の成分である鉄分が豊富に含まれています。
しかもレバニラに使われている「豚レバー」は牛や鳥と比較しても含有量が多く、レバニラ1食分(豚レバー約60g)で、成人が1日に必要な鉄分量(6.5〜7.5g)を満たしてしまう程!
まさに鉄分界のキング!
食材(100gあたり) | 鉄分含有量 |
豚レバー | 13.0 |
鶏レバー | 9.0 |
牛レバー | 4.0 |
また、レバニラには血液の生成を助けるビタミンB12や葉酸といった栄養素も豊富に含まれている為、レバニラは貧血予防に効果的な食べ物なんです!
疲労回復
レバニラにはビタミンB1,B2などのエネルギー代謝に関わる栄養素が豊富。
ビタミンB1は、脳や筋肉のエネルギー源である糖質を効率良くエネルギーに変換してくれる栄養素で、ビタミンB2は三大栄養素の代謝に関わっていますが、特に脂質の代謝に特化した栄養素です。
これらの栄養素が不足すると、疲労物質が体内に蓄積してダルさや集中力低下になったり、脂肪になりやすいなどの弊害が!
つまりレバニラは、脂肪になりやすい糖質や脂質を効率良くエネルギーに変換してくれる事で、疲労回復の効果がある他、ダイエットにも効果的なんです!
ニラに含まれる「アリシン」は、ビタミンB1の吸収率を高める効果がある為、レバニラは疲労回復の効果抜群!
免疫力アップ
レバニラには、免疫力アップに大切なビタミンAとビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンAは、皮膚や粘膜の新陳代謝を活性化させて健康的に保つ役割がある為、感染症を予防するなどの免疫力アップ効果があります。
ビタミンCは、ストレスや病気への抵抗力を高める他にも日焼けを防ぐ効果や女性に多い内出血を防ぐ効果もあります。
ビタミンCは果物に含まれているのでも有名な栄養素ですが、みやっち自身、果物を良く食べるようになってから風邪をほとんど引かなくなりましたよ!
健康的な体を維持する上ではこれらの栄養素は非常に大切になってきます。
レバニラのカロリーは高い?低い?
ここまでレバニラの栄養効果について語ってきましたが、気になるのはそのカロリー。
レバニラのカロリーって高いのか低いのか、イメージが湧きにくいと思うので、他の肉系料理と比較してみました(^^)
料理名 | カロリー(100gあたり) |
レバニラ | 174kcal |
豚の生姜焼き | 246kcal |
回鍋肉 | 166kcal |
青椒肉絲 | 163kcal |
唐揚げ | 290kcal |
肉野菜炒め | 171kcal |
肉が中心の料理と比較してもレバニラのカロリーは低い方ですね。
ただ、こんな事を言ってしまうと元も子もないのですが、食べ過ぎなければカロリーはあまり気にする必要はないです!
カロリーと言うのはエネルギーの単位の事で、1ℓの水の温度を1℃上げる為に必要なエネルギーが1kcal。
カロリーのある栄養素に当てはめると、糖質とタンパク質が1gあたり3kcal、脂質が1gあたり9kcalで、脂質はそれだけ体で熱を生み出す力が強いというわけ!
その為、消費カロリーを摂取カロリーよりも多くすれば、体内の脂肪が燃焼して痩せやすくなるんです。
その一方で糖質が太りやすいと言われている理由は、糖質は体内に蓄積できる量が限られている為、余った分が脂肪として蓄積してしまうんですね。
また、エネルギー消費は糖質から優先される為、過剰摂取によって体内の糖質が常に補充されていると、脂肪が燃える余地がない上にどんどん糖質が供給されてくるので、脂肪化が止まらなくなるってわけなんです。
なので、「カロリー=太る」という事ではなく、糖質の摂取量が体重の増減を左右する大きな要因なんです!
という事で、レバニラの脂質やカロリーを過剰に気にする必要はないので安心して下さい♪( ´▽`)
ちなみに、みやっちは糖質量を調整してから、2ヶ月で4kgの減量に成功しましたよ(^^)とは言え、過剰な制限や脂質やタンパク質の過剰摂取には要注意!
レバニラのカロリーは、他の肉料理と比較しても低め。ただ、カロリーで太るわけではないので過剰に気にする必要はない。
まとめ
レバニラは「栄養の宝庫」と言われる程に非常にたくさんのビタミン・ミネラルが含まれていて、特にビタミンの含有量はピカイチ!
- アンチエイジング
- 疲労回復
- 免疫力アップ
- 貧血予防
など、健康維持や若さを保つ為の栄養効果があるので、レバーが苦手ではなければ是非とも積極的に食べて欲しい一品です!
これを期に、レバニラをメニューに加えてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事もご覧ください。