低血圧は、体質や生活習慣が要因となり、めまいやダルさ、眠気などなんとも地味に生活に支障を来します。
そんな低血圧の改善に作用するサプリがあるのをご存知ですか?
地道な努力と合わせてサプリを併用すれば、鬼に金棒!試してみる価値あると思いません?
そこで今回は、低血圧の改善におすすめのサプリを紹介します!
目次
低血圧の原因
低血圧は、高血圧のような数値上での診断基準はありません。
低血圧の特徴としては
- 血圧の値が100mmHg/80mmHg未満とされているが、明確な基準はなくあくまで目安。
- めまい、立ちくらみ、吐き気、不眠、疲れやすいなどの症状がある。
上記2つの項目に当てはまる場合は、改善が必要な低血圧かもしれません。
低血圧の3つの原因
低血圧は、次の3つが原因となります。
- 本態性低血圧症
原因が明確になっていない低血圧は本態性低血圧症に分類され、ほとんどの低血圧がこれに当てはまります。
心機能の低下や水分摂取量の不足により、心臓が血液を送り出す力や末梢血管の反応性が低下する為に低血圧になると言われています。
ですから、体質的に低血圧であるという人は、体内の血液量が少ないか、何かしらの原因により心臓・血管の機能が低下している可能性があります。
また、自律神経の働きが乱れる事で副交感神経が優位になる事でも低血圧を起こします。
- 起立性低血圧
起立性低血圧は、寝た状態から起きる、座った状態から立つなど、頭を低い位置から急に高い位置に動かした際に低血圧になる状態を指します。
例えば座っている際、全身の血液約4,000㎖(体重60㎏の成人の場合)のうち約500〜800mlが下半身に溜まっています。
本来は体位変換に伴って下半身に溜まった血液を心臓に戻して血圧を調節する機構が働くのですが、何らかしらの原因により血液が戻りにくくなる事で低血圧を伴います。
これにより、脳への血液供給も滞りますから、脳は酸欠状態となり、立ち眩みを起こしてひどい時には失神してしまう事もあります。
起立性低血圧の原因には、加齢や降圧剤の副作用によるものもありますが、本態性低血圧症と同様に自律神経の働きが乱れる事で起こりやすくなります。
- 症候性低血圧症
病気が基で起こる低血圧です。
最も重要な原因疾患は、心臓の病気による心機能の低下によって血液を送り出すポンプ作用が弱くなることです。他にも内分泌疾患、神経疾患、出血や脱水、貧血、薬物による副作用でも起こります。
この低血圧は、病気が原因となりますから、改善には病気そのものの治療が必要になります。
今回は、低血圧の中でも割合の多い本態性低血圧の改善を目的として、おすすめのサプリについて解説していきます。
低血圧の改善にサプリがおすすめの理由
低血圧の原因の一つに、心臓の機能低下があります。
低血圧の人は、食欲が減退している場合が多い為に栄養バランスが偏りがちです。
心臓は、糖質や脂肪をエネルギー源としている為、食欲減退が引き金となって心臓の働きが低下して低血圧を招く事があります。
ですので、低血圧を改善する上では「食べる事」が重要です!
また、糖質・たんぱく質・脂質を総称して三大栄養素と呼ぶのですが、これらは車で言えばガソリンに当たり、不足すれば心臓の他、脳や筋肉も満足に働く事ができません。
ですから、まずは三大栄養素を意識して摂るようにしましょう!
もちろんそれだけでは低血圧の改善には不十分で、ビタミンやミネラルなど三大栄養素をサポートする栄養素も大切です!
そこで、不足している栄養素を補う方法でおすすめなのが健康補助食品であるサプリの活用です!
健康補助食品であるサプリは、食品に分類されます。
あくまでも食品扱いなので、薬とは違い即効性の効果は見込めません。
更に、サプリは補助としての役割が強い為、生活習慣の見直しなど自ら低血圧の改善に努める事が効果を引き出す為には必要です!
低血圧の改善のサプリを選ぶ上でおすすめの栄養素
サプリを選ぶ上で大切なのは、自分にどんな症状があって、どんな栄養素が足りないのかを知る事です!
以下、低血圧の改善に重要な栄養素を紹介していきます!
ビタミンB群
三大栄養素とビタミン・ミネラルを合わせて五大栄養素と呼ばれ、私達の健康な体を維持する重要な栄養素です。
ビタミンは体の中でも作る事ができますが、それだけでは不十分な為、食品やサプリで補充する必要があります。
その種類は全部で12種類ありますが、低血圧の改善に重要なのがビタミンBです。
ビタミンBには
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- パントテン酸
- ビオシン
- ナイアシン
の計8種類があり、これらを総称してビタミンB群と呼びます。
他の栄養素の働きを補助するビタミンB群ですが、その働きは重要で、低血圧の改善を図る上で欠かす事のできない栄養素です。
ビタミンB群には、三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質をエネルギーに変える酵素の働きをサポートする補酵素としての働きがあります。
つまり、いくら炭水化物を摂取してもビタミンB群が足りないとエネルギーに変換することができない為、だるさやめまいなどを伴います。
また、ビタミンB群は神経を正常に保つ働きもある為、不足すると精神的に不安定となりやすくなります。
精神的に落ち込みやすかったり、イライラしやすい人は、ビタミンB群が不足しているかもしれませんね。
ですから、低血圧の改善には、三大栄養素の摂取に加えてビタミンB群を摂取する事が重要なんです!
コエンザイムQ10
CMでその名を聞いた事のある人もいると思いますが、コエンザイムQ10とは何なのでしょうか?
コエンザイムQ10は、肉類や魚介類に多く含まれている脂溶性の物質です。
その働きは、三大栄養素のエネルギーへの変換と抗酸化作用です。
エネルギーへの変換は、ビタミンB群と同様の働きで、脳や体が働く為の原動力になります。
抗酸化作用は、活性酸素という老化の原因物質を排除する役割があります。これにより、若々しい身体を維持するのにも重要な働きをします。
しかし、コエンザイムQ10は、年齢を重ねるごとに徐々に減少していきます。
実に、20代をピークとして、80代には約半分にも減ってしまうと言われています。
そして、コエンザイムQ10は、心臓や脳、肝臓、肺など身体中の全ての細胞に存在しているのですが、特に心臓でその濃度が濃いんです。
つまり、コエンザイムQ10が減少すれば、心臓の機能が低下して低血圧を伴う可能性が出てきてしまうんです。
プロポリス
プロポリスとは、ギリシャ語で「守る」という意味のプロと「都市」を意味するポリスが語源となっています。
直訳で「都市を守る」という意味ですね。
ご存知の人もいると思いますが、プロポリスはミツバチが作り出す物質です。
そう、このプロポリスが都市を守るという意味を持っているのは、プロポリスをミツバチの巣の隙間や壁に塗る事で、巣を強化するからです!
また、他にも殺菌効果がある為、ウィルスやバクテリアから巣を守る作用もあるんです!
素晴らしきかなプロポリス。
そして、プロポリスに含まれるフラボノイドには、血管を健やかに保つ抗酸化作用がある為、これにより血流が良くなって低血圧を改善に作用します。
低血圧の改善におすすめのサプリ
実は低血圧の改善を前面に出すサプリはない為
これが絶対おすすめ!
と断定できないのが正直なところです。
ですから、現在現れている症状の改善を図り、それによって結果として低血圧を改善していく事にも繋がっていくはずです。
一言で低血圧と言っても、症状は人それぞれですからね。
先述した低血圧の改善に有効な成分を基に、おすすめのサプリを紹介します。
ビタミンB群
ビタミンB群のおすすめのサプリは
「ディアナチュラのビタミンB群」です。
このサプリの特徴は
- 1粒で1日に必要なビタミンB群を簡単に摂取できる
- 無香料、無着色、保存料も無添加で安全性が高い
- 1日あたり約5.8円とコスパがいい
- ビタミンB群の含有量が多い
コスパと配合量、そして量もばっちりです!そして、ドラッグストアなどでも購入できるのも良いところ。
低血圧の改善を図りたい人で、サプリ初心者の方や食欲減退で栄養が偏っている人におすすめです!
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10には、糖質や脂質、たんぱく質のエネルギー変換や心機能を高めてくれる作用があります。
コエンザイムQ10のおすすめのサプリは
おなじみ「DHCのコエンザイムQ10」です。
その特徴は
- 吸収率の良い還元型
- 他の配合成分で更に吸収率アップ
- ビタミンやミネラルも配合
- 一日20-23円
- 口コミ評価が高い
このサプリの良い所は、低血圧の改善に必要なビタミンも含まれている事です!
ですから、低血圧の改善には特におすすめのサプリです!
プロポリス
おすすめのプロポリスのサプリは
です。
その特徴は
- 4種類(水・アルコール・超臨界・超高圧)の抽出法を使用している為、多くの有用成分が抽出される
- プロポリス独特の臭いが少ない
- 飲みやすい
- 含有量が多い(一粒あたり125mg)
- 一日当たり180円
他の製品と比較すると、多くの有用成分が含まれているなど、品質が良いうえにコスパが良い為、プロポリスのサプリを最初に選ぶ時はおすすめです!
プロポリスやコエンザイムQ10は、ドラックストアでも購入する事ができます。
サプリは様々な種類があり、効果の現れ方も個人差がある為、色々試して自分に合うサプリを探すのもおすすめです!
ですが、サプリと合わせて生活習慣の改善を図ることも忘れずに!
まとめ
低血圧の改善に有効なサプリの成分には、以下の3つが挙げられます。
- 三大栄養素をエネルギーに変換するビタミンB群
- 心臓の機能を高めてくれるコエンザイムQ10
- 抗酸化作用のあるプロポリス
特におすすめなのは、心機能を高め、ビタミンやミネラルも配合しているコエンザイムQ10です。
ただ、サプリを選ぶときは自分の体調や症状を基に選び、値段や飲みやすさなども考えた上で継続していく事が重要です!
ドラッグストアなどでも今回紹介した成分を含んだサプリは購入できますから、まずは色々試してみるのもおすすめです!
生活習慣の改善と並行してサプリを使用し、低血圧の改善を図っていきましょう!
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