【要注意】市販の降圧剤を服用する際の3つのリスクについて解説します!

血圧を下げる降圧剤は市販でも手に入れる事ができますが、正直あまりオススメできません!

そこには、ある3つのリスクが潜んでいるからです。

安易に市販の降圧剤に手を出してしまうと、かえって病気のリスクを高める事にもなりかねません。

そこで今回は、市販で販売されている降圧剤の考えられる3つのリスクについて解説していきます!

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市販されている降圧剤の3つのリスク

みやっち
こんにちは!現役作業療法士(リハビリの専門家)のみやっち(@miyabro2)です

厚生労働省の調査によると、高血圧と言われたことのある人は、30歳以上の成人の男女ともに3割を超えているそうです。

また、「サイレントキラー」という異名があるように、自覚症状がない為に軽視されがちなんですよね。

日本脳卒中協会では

との報告もあり、非常にリスクの高い状態なんですね。

その血圧改善を考えた場合、薬を飲むことを第一に考える方も多いのではないでしょうか?

実際、僕がリハビリを担当している利用者さんや僕の家族でさえ、薬を飲めば安心と思っている人は一定数います。

また、最近では市販でも降圧剤を手に入れる事ができる為、ますます薬に頼ってしまう傾向があるように思えます。

医師の診察を必要なく購入できる手軽さが魅力の市販の降圧剤ですが、その手軽さゆえに伴うリスクもある為、正直に言ってオススメできません!

ここからは、その理由を3つ説明します。

薬に頼り過ぎてしまう

市販の降圧剤1つ目のリスク。

それは手軽に購入できるが故、薬に頼りすぎてしまう傾向が強いこと。

高血圧の原因の90%は生活習慣が関係していると言われています。

肥満や運動不足、喫煙などによって血圧が高い状態が続くと、血行が悪くなったり血管が傷ついたりします。

この状態で降圧剤を服用しても、痛んだ血管の修復がされるわけではない(あっても効果は薄い)んです。

血管の内側からは、動脈硬化や炎症を防ぐ物質が分泌されているのですが、これを活性化させるのに効果的なのが「運動」!

つまり、降圧剤だけでは血圧上昇を引き起こしている根本的な解決にはならない為、危険な状態には変わりないんですね。

薬を過信し過ぎる、依存的になる事は、体調の危機管理が薄れて、かえって脳卒中などのリスクを高めかねません。

だから、市販の降圧剤はお勧めできないんです。

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

【高血圧の人必見】運動で高血圧を改善するのに、どれくらいの期間で効果が出るのか?

2019.10.21

手軽に買えてしまう

市販薬のリスク2つ目は、手軽に購入できる点です。

市販されている薬は

  • 要指導医薬品
  • 第1類医薬品
  • 第2類医薬品
  • 第3類医薬品

の4つに分類されます。

このうち、要指導医薬品と第1類医薬品は元々医師の処方箋がないと購入できない指定医薬品だった物が、認可を受けて市販の薬(一般用医薬品)に移行した薬です。

市販薬とはいえ、元々は医師の処方箋がないと購入できなかった訳ですから、一般用医薬品として販売されていても副作用や飲み合わせなど、使用方法によっては身体への負担を伴います。

その為、これらの市販薬は薬剤師の確認がないと購入できません(通販も同様)。

そもそも降圧剤は即時的な効果を出すために無理やり血圧を下げているわけですから、代償として副作用が生じるには当然かもしれませんね。

また、市販の薬は入手するハードルが低いので、依存心が高くなりやすい傾向があります。

できる事なら病院に行かないで症状が改善できれば、手間やお金も掛からないくて楽ですからね。

降圧剤に伴う副作用に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【※注意※】降圧剤の副作用で「めまい・眠気」が起きる?その理由とは!?

2019.07.22

自分の判断で調整できてしてしまう

そして市販の降圧剤の3つ目のリスクは、購入や服用のタイミングなど自分で判断して決められてしまうという事です。

もちろんパッケージや注意書きには用法・容量についての記載がありますが、果たしてそれを継続して正しく守れる人がどれだけいるでしょうか?

僕は在宅リハビリの仕事をしているのですが、血圧が下がってきたからと「(降圧剤の)薬を飲むのやめてみようかな」と話す利用者さんがいるのも事実です。

実際に自己判断で降圧剤を飲むのを止めてしまっている方もいます。

また、高血圧に該当する人(140/90mmHg以上)で、”受診をする”、”生活習慣を見直す”などの改善対策を行なっている人は、半分以下とも言われています。

血圧改善には、継続した対策が必要ですから、自己判断で調整できてしまう市販の降圧剤には要注意です!

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降圧剤が根本的解決にならない決定的な理由

高血圧の90%が生活習慣が影響していると書きましたが、とりわけ運動不足の影響が大きいです!

その理由は、血液が流れる血管と酸素を取り込んで全身に送り出す心肺機能が関係しています。

血管の柔軟性低下

全身の筋肉が伸び縮みをして体を動かせるように、血管にも筋肉があって、その伸縮で血液を送り出しています。

しかし、運動不足になると血管の筋肉が硬くなって血行が悪くなります。

使わなければ硬くなるのは当然ですよね?

結果的に、血圧が高くなります。

また、血行不良は先述した動脈硬化や血管の炎症など異常処理の機能も低下させてしまうので、高血圧を助長してしまう形となってしまうんですね。

この活性化には血行を良くする事、つまり運動が必須なわけです。

心肺機能の低下

肺は外から空気を取り込み、心臓に送ります。

心臓は受け取った酸素を血液に乗せて全身に送り出します。

心肺機能は、この肺と心臓の連動を指すのですが、運動不足で肺の酸素取り込み機能が低下すると、心臓は少ない酸素を全身に送り出そうと必死になります。

結果的、心拍数を速める形で血圧上昇を招きます。

肺の機能を高める為には、活動を促す(有酸素)運動が必要になります。

これも、降圧剤でカバーできるものではないですよね。

血管の柔軟性低下も心肺機能の低下も運動不足だけでなく、加齢も影響するので、誰でも必ず起こる現象なんです!

これらを改善するには、原因となっている生活習慣を改める必要があり、特に直接的に血圧を変動させる運動が重要になります。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみて下さい。

高血圧の改善に重要な運動のウォーキング。効果を高める5つのポイントとは!?

2019.10.15

以上の事からも、降圧剤の服用が根本的な解決にはならない事を分かっていただけましたか?

市販の降圧剤は一時しのぎで使う

とは言っても、状態や状況によってはすぐに受診できない場合などもあるかもしれません。

そんな時に手軽に購入できる市販の降圧剤は便利でもあるので、一時しのぎとして使用するのは良いかもしれません。

ですが、血圧の高い状態が続いている人は、一度病院に行って医師の診察を受けるべきです。

また、今は高血圧の改善を謳うサプリメントなども販売されていますが、あくまでも血圧改善の補助としてうまく利用する事が大切です。

重要なのは生活習慣の見直し!

自分の力で健康を手に入れ、できるだけ薬に頼らない生活を送ってい期待ですね。

まとめ

いかがでしたか?

降圧剤は市販されている物もあるので、ドラッグストアや通販でも買えてしまいます。

ですが、その手軽さ故に努力をして改善を図るという意識が薄れてしまい、依存的になってしまう恐れがあります。

なので、(一時的な服用であれば良いですが)市販の降圧剤を継続的に服用する事はお勧めできません!

高血圧を引き起こしている根本を叩かないと、いつまでも薬から脱却はできないですからね。

努力して掴み取った物って、簡単にはなくならないですからね。

こちらの記事を参考にしてみてください。

【必見】高血圧の予防・対策で必要な2つのポイントとは!?

2019.09.05
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